検査官の見解は絶対なのか

並行車の届出を行った後に担当の検査官から問い合わせが入ることがあります。

届出前に何度も通って詰めた上で書類を出すのでスッと行くことも多いですが、「この内容じゃだめだよ。追加の書類を出して」といわれることもあります。

検査官からのダメだしがあると「検査官の見解は絶対だ」と捉える人も多いように思います。それは裁判で言えば判定を下す裁判官の立ち位置なのでそう捉えるのも自然なことかもしれません。

問い合わせが来た際には関係する規程をまず確認します。そこでこちらの規程の読み間違いが発覚することも当然あるのですが、検査官側に誤りがあることもあります。そのような時は規程の該当部分を指し示して「その見解には当たらないと思うのですがどうでしょうか?」と返すと「誤りでした」と認めてもらえることがほとんどです。

「ほとんど」と書いたのはごくごく稀に「それでもダメなんだ」の一点張りの検査官もいますので。

「検査部に確認したがこちらの見解で間違いなく、審査事務規程の当該箇所の記述が誤っている」とまで言い切った方がいました。

なお、それから数年が経ちましたが未だにその部分の規程は改正されておりません。

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