教習は合宿か通いか

少しまとまった時間が取れるということで大型自動車の免許を取ることにしました。

当初は近隣の教習所に通うつもりでいました。しかし、いざ準備を整えて教習所に連絡してみると「直近では朝早い時間帯に多少空きがあるが翌月以降は空いておらず毎日キャンセル待ちの電話をかけてもらうことになる」という回答でした。大型免許の人気が高まっていることに加え、特定訓練コース給付金の対象のコースがあったことも混雑に拍車をかけた理由のようです(問い合わせをした時点では特定訓練コース給付金の受給資格がありました)。

いくら給付金で安く取得できるとはいえいつ取れるかわからない状況では、ということで合宿免許についても調べてみました。すると給付金をアテにしなくても意外と安く取得できることがわかりました。複数サイトを比較して一番安かった教習所は「春まで一杯」ということでしたが、10日先でも入れる教習所を案内してもらいそちらでお世話になることにしました。

8泊9日の日程通りに卒業することができましたが、10日程度の連続した時間が用意できるのであれば通いより断然合宿の方が有利だと思います。合宿だと毎日第一段階2時限、第二段階3時限乗ることができる予定が組まれているので普段トラックには乗っていないという人であっても大型車に慣れるのが早いというのはあると思います。通いで毎回キャンセル待ちともなれば前回の感覚を取り戻すまでの時間が毎回発生してしまうのは勿体ないです。

一方で合宿のデメリットというのもあると思っています。それは路上の難易度が低いということです。

大型車ならではの内輪差、オーバーハングの振り出しといった注意点は合宿免許を受け入れている地方の教習所ではあまり意識しなくても走れてしまいます。狭い道での路駐や見えづらいバイク・自転車の走行もありません。右折時に振り出して左の車線の車に当ててしまうといったこともほぼないと言っていいでしょう。確かに走行時には注意して走行はするのですが、「注意しないと本当に当ててしまうかも」といった緊張感は大都市での教習と同等かといわれるとやっぱり違いますし緊張感がない分だけ運転が「雑」になってしまうような気がします。同じ時限数の教習を受けてきたとしても大都市の路上教習を受けてきた教習生の方が練度は高いのではないでしょうか。

とはいえ教習はあくまでも教習であり、大型免許を取得して実車及び公道で練度を少しずつ上げていくことには変わりないので全体から見れば始めの段階で「少し違う」程度のものでしかないのかもしれませんが。

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