車検にかかる基準である最新の審査事務規程は自動車技術総合機構のホームページ(https://www.naltec.go.jp/)で全て公開されています。
案件に関係しそうな箇所があり早い段階で確認を取った方がが良いと判断したときは必要に応じて図面等の書類をまとめて届出先の事務所に相談に行くようにしています。
訪問時に結構な頻度で検査官の口から出てくるのがタイトルの言葉です。
別に取扱いをしていた車両はそれほど特殊というわけではないのですが、輸入品のため生産や輸送が遅れてこのままでは通常の作業工程だと納期に間に合わないということも珍しくありませんでした。
そのような時に規程に関する質問と合わせて「思い付き」を質問していました。
例を挙げないとわかりづらいと思うのでパッと思いついた例を挙げますと
「例えば新規検査を受けて出た車検証ををもってそのまま構造変更検査を受けることは可能でしょうか?」
といったものです。
質問の意図やそうすることのメリットを説明して回答をもらっていましたが「そんなことする必要あるの?」と考えるのが普通だと思います。
車が予定通り日本に来れば最高ですが、雲行きが怪しいときはよく突拍子もないことができないかと考えていました。