あまりあたふたしません

何か問題が発生した時にメンバーの緊張が一気に高まる…なんてことよくありますよね。

場合によっては「どうするんだ、どうするんだ」とあたふたし始める人も出てきます。

昔からそうだったわけではありませんが、こういう時「あ、雰囲気に飲まれているな」と冷静に観察していることが多いです。少なくとも車両登録で問題が発生した場合は私が指揮者なわけですから、極力冷静でありたいと思っています。

浮足立ってしまうと問題解決が遠くなってしまいますので。

以前、友人と車両を作って12時間耐久の草レースに参加したことがあります。

レース開始早々燃料タンクのカギがなくなっていることが発覚しチームメンバーの緊張感が一気に高まりました。カギがなければ給油ができずその時点でリタイア確定となってしまいます。皆、あたふたしながら探しますがカギは見つかりません。5分10分と過ぎ…

「何でこれだけの人で探して見つからないんだろう」と考えた結果、「ここかな?」とあたりを付けた場所からカギは見つかりました。それはゴミ捨て場。レーススタート前にブースを整理するためにごみをまとめて捨てたのですが、どうやらその際にカギが紛れてしまっていたようです。

お祭りは雰囲気に乗っかって楽しむ方が絶対楽しいと思いますが、一歩退いて冷静でいる人間がいてもいいじゃないかと思い敢えてそういう役回りをすることが多いです。

ちなみに常に冷静沈着というわけではなくあたふたすることはもちろんあります。そういう時は大抵他の人が全く気付いていない時で「見つけちゃった!どうしよう」と一人であれこれやってます。そしてある程度自分の中で結論が出たところで「実はこういう問題があるのですが、こうすれば回避できると思います」とやるわけです。

幸いあまり例はありませんが、回避できずにどうしようもないとの結論に至った際には次善策を提示して責任者の判断を仰ぐようにしています。